せっかく選んだランドセルなのに、後から『失敗したかも…』と思いたくない。
ランドセル選びは、6年間使う大切な買い物。
だからこそ「失敗したらどうしよう」という不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、元小学校教諭として多くの子どもたちの通学を見てきて息子のラン活も経験した私が、以下についてわかりやすく解説します。
- ランドセル選びでよくある失敗ポイント9つ
- 失敗を防ぐための3つの判断基準
- 元教員として最終的にたどり着いた答え
「失敗を防ぐ視点」を知って、お子さんに合ったランドセルを自信を持って選んでください。
ランドセル選びに失敗すると困ること

ランドセル選びでの失敗や後悔を語ったネットやSNSをよく見かけます。
失敗によって起こる具体的な困りごとはこちら
- 子どもが「使いたくない」と言い出す
- 不満があっても、毎日使い続けなければならない
- 体への負担が、成長期の6年間続いてしまう
- 買い直すには、追加の費用と労力がかかる
気に入らないランドセルを背負っての登校は、毎日のストレスになる可能性も。
体に合わないランドセルは、痛みや負担が蓄積されます。
簡単に買い替える判断はしにくく、買い替えるには費用や労力がかかります。
購入前に失敗ポイントを知っておくことが大切です。
失敗ポイント9つ(3カテゴリーに分類)

ランドセル選びの失敗ポイントを9つを、大きく3つのカテゴリーに分けました。
- カテゴリー1:お金・買い方の失敗
- カテゴリー2:デザイン・素材の失敗
- カテゴリー3:機能面の失敗

「重い」「体が痛い」という子ども達を見てきた元教員として、カテゴリー3は特に知ってほしいです
カテゴリー1:お金・買い方の失敗
①価格の安さだけで選ぶ
安さを優先した結果、6年間の耐久性や体への負担に問題が出るケースです。
安いランドセルの中には、素材が薄く耐久性に欠けるものや、肩ベルトのクッション性が低く体への負担が大きいものもあります。
「とにかく安いものを」と価格だけで決めてしまうと、1〜2年で型崩れしたり、子どもが「重い」「痛い」と訴えるようになったりするケースも少なくありません。
価格を見る際は、6年間使い続けられるかという視点を必ず加えることが大切です。

高級なものを選んだ結果、素材は丈夫でも重すぎた…という意見もありました
②焦って決めて、 保証・アフターサービスを確認しない

人気カラーやモデルは実際に売り切れることもあり、「早めに決めなければ」と感じるのは自然なことです。
焦って決めた結果、保証期間や修理対応の範囲を確認せずに購入し、壊れたときに「全額自己負担になった」「修理に時間がかかった」と困ることがあります。
ランドセルは6年間使うものなので、壊れた際の対応は購入前に必ず確認しておきたいポイントです。

保証の年数以外にも、保証される傷の範囲や修理に出す際の送料なども確認しましょう
カテゴリー2:デザイン・素材の失敗
③流行色・キャラもの・装飾で選ぶ
入学時は「可愛い」「好き」と喜んでいたキャラクターものや流行色も、高学年になると好みが変わり、「恥ずかしいから使いたくない」と言われてしまうことがあります。
特に低学年のうちは、キャラクターやキラキラした装飾に強く惹かれる時期ですが、その好みが6年間続くことは多くありません。
装飾が多いデザインも、年齢が上がるにつれて「子どもっぽい」と感じられやすくなる傾向があります。
子どもの気持ちを尊重することも大切なので、一概に避けるべきとは言えません。
親がメーカーやデザインをしぼってから子どもに選んでもらうと安心です。
④親の好みを子どもに押し付ける
親の意見だけで決め、子どもが本当は気に入っていなかったケースです。
特に、親が子どもの頃に欲しかったデザインや、周りからの評判を優先してしまうと、子どもの気持ちとズレが生じやすくなります。
ランドセルは6年間、毎日子ども自身が背負うものなので、子どもの「好き」を確認することが大切です。

とはいえ、子どもの意見をすべて優先すると、「3. 流行色・キャラもの・装飾で選んで後悔する」につながることもあります
親は機能性をリサーチし、子どもが選択できる余白を残しておくとよいです。
⑤素材を気にせず選ぶ

ランドセルの素材には、人工皮革、牛革、コードバンなどがあり、それぞれ重さ・耐久性・耐水性が異なります。
ナイロン素材を使った、ランリュックという選択肢も増えています。
素材によって、メリット・デメリットはさまざまです。
購入前に、素材ごとの特徴やちがいについて比較しておくことが、後悔を防ぐポイントです。
カテゴリー3:機能面の失敗
⑥試着せずに購入
カタログやネット通販の写真だけで決めてしまい、実際に試着せずに購入してしまうケースです。
お店で試着はしたけど、店員に勧められるがまま、じっくりと試着できずに決めてしまったという後悔も含めます。
体格は子どもによって異なるため、ゆっくり何度も背負ってみないと「肩ベルトの位置が合わない」「背中にフィットしない」といった問題に気づけません。
体に合わないサイズや重さのまま6年間使い続けることになり、肩こりや姿勢の悪化などのランドセル症候群につながる可能性があります。
⑦収納力を確認せずに購入
近年はGIGAスクール構想によるタブレットの持ち帰りや、A4サイズの教材・ファイルが増えており、収納力が以前より重要になっています。
サイズが合わないと、ランドセルに入りきらずサブバッグを持たなければなりません。
姿勢の悪化や体への負担、手がふさがることによるけがの心配も出てきます。
購入前に、タブレットやA4フラットファイルがしっかり収まるサイズかを確認しておくことが大切です。


A4フラットファイルは、プリントやテストをとじ込むためにどの学年も使用することが多いです
最近のランドセルはほとんどがA4フラットファイルに対応していますが、購入前に確認しましょう
型落ち品やリユース品を検討している方は注意が必要です
⑧細かい機能性を無視する
持ち手、防犯ブザーフック、反射板、錠前のロック機能など、日常的に使う細かいところを見落として不便を感じるケースがあります。

錠前には、手でひねって閉める手動式ロックと、自動で閉まる自動式ロックがあります
息子には自動式ロックのものを購入しましたが、簡単な操作でカチッと閉まってくれるので指先の力が弱い低学年にもおすすめです
購入時には気づきにくいものの、毎日の使いやすさに直結する重要なポイントです。
実際に商品を手に取って、どんな機能が付いているか細部までチェックすることをおすすめします。
⑨「軽さ」だけを基準に選ぶ
「本体の軽さ」と「背負ったときの軽さ」は必ずしも一致しません。
本体が軽くても、フィット感が悪く重さが肩だけに集中すると、実際に背負ったときの「体感重量」はむしろ重く感じることがあります。
本体が多少重くても、背中にしっかりフィットして重さが分散される設計であれば、体感的には軽く感じられます。
購入する前は、できれば荷物を入れた状態で背負ってみて体感重量を確認することが大切です。
失敗を防ぐために大切な3つの判断基準

紹介した9つのポイントから見えた、失敗を防ぐ3つの判断基準をまとめました。
- 子どもの体に合っているか
- 6年間使えるか
- 家庭の基準で選べているか
いずれも、余裕をもった情報収集が大切です。
判断基準①:子どもの体に合っているか
試着・収納力・体感重量など、実際に背負ってみないと分からない部分を必ず確認しましょう。
カタログの数字だけで判断しないことが大切です。
判断基準②:6年間使えるか
価格の安さや、今好きなキャラクター・流行色だけで決めず、6年間使い続けられるかという視点を持ちましょう。
耐久性・保証内容・好みの変化までを見据えることが後悔を防ぎます。
判断基準③:家庭の基準で選べているか
周りの評判や、親自身の好みに流されすぎず、「我が家にとって何が大切か」を基準に選びましょう。
親が機能性をリサーチしつつ、子どもの意見を尊重する余白を残す、というバランスが理想です。
元教員が出した結論:エルゴランセルという選択

3つの判断基準を踏まえて、私たち家族が最終的に選んだのは『エルゴランセル』という次世代ランドセルでした。
登山リュックの技術を取り入れた設計で重さが分散され、「子どもの体に合っているか」「長く使えるか」という基準を満たしていたことが決め手です。
「体の負担を減らし、笑顔で登校することが大切」という我が家の基準のもと、親が機能性をリサーチした上で、息子自身に試着してもらいました。
エルゴランセルはシンプルなデザインなので、安心して息子にカラーの選択を委ねることができました。

エルゴランセルの魅力についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください▼
まとめ
今回は、ランドセル選びでよくある失敗ポイント9つと、それを防ぐための判断基準について解説しました。
失敗ポイント9つ
- 価格の安さだけで選ぶ
- 焦って決めて、保証・アフターサービスを確認しない
- 流行色・キャラもの・装飾で選ぶ
- 親の好みを子どもに押し付ける
- 素材を気にせず選ぶ
- 試着せずに購入
- 収納力を確認せずに購入
- 細かい機能性を無視する
- 「軽さ」だけを基準に選ぶ
失敗を防ぐ3つの判断基準
- 子どもの体に合っているか
- 6年間使えるか
- 家庭の基準で選べているか
ランドセルは、6年間お子さんが毎日背負う大切な相棒です。
焦らず、この3つの基準を軸にじっくり比較することが、後悔のないランドセル選びにつながります。
お子さんに合ったランドセルを、ぜひ見つけてあげてください!




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